Windows XP(ウィンドウズ エックスピー)は、マイクロソフトがWindows 2000 の後継として2001年に発表したWindowsオペレーティングシステム(OS)です。
XPは「経験、体験」を意味するexperience(エクスペリエンス)の略で、「さまざま機器に及ぶ広範なWebサービスで得られる、WindowsとOfficeによる豊かで広がりのある経験」をシンボライズしたとのことです。
ちなみに、開発時のコードネームはWhistler(ウィスラー)と呼ばれていたそうです。
プリインストールPCは2010/10/22に販売が終了、2014/04/08(米国時間)をもって延長サポートの打ち切りがマイクロソフトからアナウンスされているが、2014年3月時点でも世界OSシェアで27.69%と未だ高いシェアを占めている。
【代表的なエディション(バリエーション)】
Home Edition
主に家庭で使用されることを前提に開発されたエディション
Professional
上級ユーザーあるいはビジネスでの利用を想定した、
Home Editionに対する上位エディション
Media Center Edition
Professionalエディションの機能を基本に、テレビジョン放送や
デジタルオーディオ機器などのAV機能を付加したエディション
Tablet PC Edition
Professionalの機能に加え、ペンタッチ機能を付加させたエディション
Professional x64 Edition
AMDによるx86アーキテクチャの64ビット拡張に対応した
Windows Server 2003を基に開発されたクライアント向けのエディション
Embedded
組み込み用途向けエディション
【Windows XP システム要件(x86)】
CPU | 300MHz以上のIntel Pentium/Celeronファミリー、AMD K6/Athlon/Duronファミリー(いずれも600MHz以上を推奨)または互換性のあるCPU(Professionalでは2個の物理CPUまで対応) PC-9800/9821シリーズには対応しない |
メモリ | 128MB以上(96MB以下の場合、一部の機能に制限が加わる。384MB以上を推奨) |
ハードディスク | 1.5GB以上の空き容量(ネットワーク経由のインストールではそれ以上必要な場合がある。SP2では2.1GB以上の空き容量) また最初期のXPにのみ137GB以上の容量を認識できないバグがあり(BIGドライブ問題)初期版の場合は対策をする必要がある場合がある(SP1以降のXPであれば基本的に発生しない) |
ディスプレイ | Super VGA(800×600)以上の高解像度ディスプレイアダプタを推奨 |
ディスク装置 | CD-ROMまたはDVD-ROMドライブ |
その他 | Microsoft Mouse、Microsoft IntelliMouseまたは互換性のあるポインティングデバイス |
【Windows XP Professional x64 Edition システム要件】
CPU | AMD Athlon 64、AMD Opteron、Intel EM64Tに対応したIntel XeonおよびIntel Pentium 4 |
メモリ | 256MB以上(512MB以上を推奨) |
ハードディスク | 1.5GB以上の空き領域(ネットワーク経由のインストールではそれ以上必要な場合がある) |
ディスプレイ | Super VGA(800×600)以上の高解像度ディスプレイアダプタとモニター |
ディスク装置 | CD-ROMまたはDVD-ROMドライブ |
その他 | Microsoft Mouse、Microsoft IntelliMouseまたは互換性のあるポインティングデバイス |
> 参考 / 引用 : ウィキペディア:Microsoft Windows XP